-「脳×元気®」プログラムの位置付け-

 認知症予防に関する地域支援事業にあたっては、「認知症予防・支援マニュアル」が公表されています。地域の高齢者を対象とした認知症予防のアプローチ方法として、大別してハイリスク・アプローチとポピュレーション・アプローチがあります。前者がMCI(軽度認知障害)をもつハイリスクの人たちのみを対象とする一方、後者はMCIをもつ人も健康な人も区別なく、地域全体の高齢者を対象として事業を行うものです。

  ポピュレーション・アプローチには、「生きがい型」「目的型」「訓練型」と3つのアプローチ方法があります。ウォンツ・ジャパンが開発した「脳×元気®」プログラムは、目的型ポピュレーション・アプローチに位置付けられます。プログラムの内容は、多くの高齢者が興味を持って長期的に継続していけるもの(パソコン、iPadなど)で行うため、認知症予防の効果が期待でき、かつ高齢者のQOL(人生の質)向上や生きがいづくりも実現しています。

-なぜ、目的型ポピュレーション・アプローチをとったのか?-

 「脳×元気®」プログラムが採用した目的型ポピュレーション・アプローチには、パソコン教室で取り組むにあたり、長期の継続がしやすいというメリットがあります。高い指導技術を持つ人材を育成する必要がありますが、ウォンツ・ジャパンではその人材育成を充実した研修体制でサポートしています。その他にも、インストラクターのスキルと社会的地位の向上を実現する「認知症予防活動支援士」認定制度(一般社団法人元気人)も用意しております。他には真似できない高い価値の創出を実現しています。

 

 テレビや雑誌でもよく取り上げられる、計算ドリルや記憶ゲームなどの脳トレは、訓練型ポピュレーション・アプローチにあたります。対象者1人あたりの運営コストが低く、誰でもすぐに取り組めるというメリットがある一方で、訓練の内容が単調であることが多く、長期に継続することが困難というデメリットがあります。そのため継続通学が重要な要素であるパソコン教室経営においては、収益性の確保を難しくしています。


 ウォンツ・ジャパンとして、認知症予防に取り組むと同時に実現したいことがあります。ICT利活用を伝えることで、高齢者の生活を便利に、人生を豊かにするというミッションです。地域に根ざしたパソコン教室と共にその使命を果たしていきたいと願っています。


 そのためには、パソコン教室が収益をあげて事業を存続させていく必要があるのです。それ故に、ウォンツ・ジャパンとして、事業の担い手であるパソコン教室の収益が見込める「脳×元気®」プログラムを開発したのです。

 

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