よく噛むことで、認知症予防

認知症予防に関するさまざまな研究が進められており、噛む力と認知症とのつながりを指摘する研究結果も発表されています。

 

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残っている歯が少ない高齢者ほど、記憶をつかさどる大脳の海馬付近の容積が減少していることを、東北大大学院の渡辺誠・歯科研究科長らのグループが突き止めたました。

(中略)

渡辺教授は、「かむことで脳は刺激されるが、歯がなくなり、歯の周辺の痛みなどの神経が失われると、脳が刺激されなくなる。それが脳の働きに影響を与えるのでは」と話しています。

歯の数が減ると脳も萎縮 -東北大学グループ-
2003年 11月 25日 MSN JAPANニュースより
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脳内の血流量が増えることで、脳は活性化し、認知症予防につながります。

 

脳内の血流量が増える行動が、日常生活の中で習慣されていることは、認知症予防にはとても大事になってきます。

 

食べることは毎日欠かさず行っている行動ですから、ここに注目することはとても理にかなっています。

 

「よく噛むこと」は、内臓の健康を増進するとともに、噛むことで脳が刺激され、脳内の血流量を増やします。

 

また良く噛むことで、唾液の分泌量が増え、虫歯や歯周病の予防にもつながり、健康な歯を長く保つことにもつながります(結果、噛む力がますますと保存されるというわけです)。

 

あと、よく噛んでいますと、満腹中枢が満たされ、食べ過ぎの防止につながりますので、肥満の抑制にもつながります。

 

よく噛むことのデメリットといえば、食事に時間がかかる程度で、あとはメリットの方が大きいですね。

 

一般的には一口あたり「30回以上」噛むことが推奨されています。

この30回を目安に、よく噛むことをこころがけることで、認知症になりにくい体作りを目指しましょう。

(食事時間に余裕がある方は回数を増やすとよいでしょう)